夏場・冬場のパソコン使用上の注意

夏場・冬場はパソコンが壊れやすいといわれております。
なぜ壊れやすいのか、それは夏場、冬場の特有な気象によるものです。
夏場、冬場でパソコンを使用する上でどのようなことに注意しなければならないか
掲載します。

冬場のパソコン使用上の注意

冬場のパソコン環境の特徴

冬場のパソコン周りは地方によって異なります。共通していることは寒いことですが、晴れて乾燥する太平洋側と雪が降る日本海側では注意しなければならないことが違います。

冬場の太平洋側の注意(静電気)

冬場の太平洋側は非常に乾燥しています。この時、もっともパソコンの敵となるものは「静電気」です。
この静電気によってパソコン内部の部品に耐えられない電流が流れ壊れます。
ACアダプタと接続するACコネクタ、USBコネクタ、機種によってはIEEE1394(FireWire)やシリアルポート、映像出力用端子(D-Sub15pin)、Thunderbolt(サンダーボルト)コネクタから静電気が進入しやすく、コネクタに近い部品(コンデンサ、ダイオード)が壊れやすいといえます。

対策としては以下の点にご注意いただくことです。

  • 乾燥が静電気を発生させやすくする要因なので、加湿器を使用して加湿する(湿度60~70%程度、高すぎは結露を招きます)
  • 静電気を誘発するカーペットや毛布をパソコンの付近に置かない
  • パソコンに触る、USBをパソコンに刺す前に"建物"の金属部分に触れる
  • 静電気防止グッズを使用する
  • コネクタ部分の綿ほこりが静電気を誘発するため、パソコンをよく掃除する(特にコネクタ周辺)
  • コネクタカバーを使用する(ネットではよく販売されています)

冬場の日本海側の注意(結露)

冬場の日本海側は雪が降り、湿気が高くなります。また雪が降る地方は特に気温が低くなる傾向があります。このような地域では結露がもっともパソコンの敵となります。

結露が発生した場合、パソコン内部でホコリ、不純物と水分が結合して電気を通すことにより回路のショートが発生し、動作不良やICチップ、ダイオード類が故障、または突然のフリーズ、シャットダウン、ブルースクリーンの原因になります。

また、気温が低すぎるところでの起動を繰り返すと、ハードディスクが壊れやすい傾向があります。これはハードディスクのプラッタを回転させるモーターが冷えすぎていると、軸に装てんされているオイルの粘度が上がり回転不良を起こす為です。(流体軸受けモーターは回転軸と軸受けの潤滑に油を使用しています)

対策としては以下の点にご注意いただくことです。

  • パソコン内のホコリが電気ショートを誘発するため、パソコン内部をよく掃除する
  • 寒いところから暖かいところへパソコンを移動したら、10分ほどはパソコンを起動しない
  • 5度以下の場所でパソコンを"起動"しない


夏場のパソコン使用上の注意

夏場のパソコン注意事項(オーバーヒート)

夏場はとにかく気温が高い為、オーバーヒート(過熱)が発生します。オーバーヒートはパソコンにとって敵です。CPU、メモリ、マザーボード、ハードディスクと多種多様な場所でオーバーヒートが原因の故障が発生しております。

対策としては以下の点にご注意いただくことです。

  • パソコン内のホコリが部品の冷却を妨げるので、パソコン内部をよく掃除する
  • ノートパソコンは機種により冷却がうまくいかない場合があるため、ノートパソコンクーラー(ファンつきの金属製パソコン台)を使用する
  • 定期的にパソコンを5分程度止める(冷却が徹底されていれば必要ありません)
なるべくなら30度以下の場所でパソコンを使用するのが望ましいです。
また、ノートパソコンにおいてnVidia geForce搭載機種ではオーバーヒートによりグラフィック機能が壊れる事例が多すぎるため、夏場の3DゲームやCG作成は行わない、ノートパソコンクーラーの使用を徹底する必要があります。(それでも壊れた事例があります。なるべくなら購入時にnVidia GeForce搭載ノートパソコンは避けたほうがいいでしょう)

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